10月17日(土)、ホームカミングデイ当日―。午前中は雨模様というあいにくの天候にもかかわらず、多くの卒业生やそのご家族、近隣の方々などが参加されました。メインイベントの会场となった安田讲堂には、ノーベル物理学赏受赏者の梶田隆章教授がサプライズ登场。詰めかけた来场者はホットな先生の登场に沸き、引き続き开催した特别フォーラム?パネルディスカッションでは热心に耳を倾けていました。
その他にもキャンパスは银杏并木フェスタ、年次ごとの周年学年会、リユニオンが主催する讲演会や各种イベントで賑わい、卒业生たちにとって亲睦を深める1日となりました。
なお2016年は10月15日土曜日に开催予定です。
特别フォーラム
安田讲堂の改修と歴史的背景
千叶学教授 「安田讲堂の元々の価値、将来の価値を见据え、かつての図面や歴史を纽解きながら、修復にあたりました」
―今回の改修工事では、全体のデザイン监修という立场。东日本大震灾がきっかけで改修することになったが、天井は重く、いつ落ちてもおかしくない构造だった。従来の重さの6分の1程度の天井材を使用し、震度7でも落ちないよう改修。もう一つ大事にしたかったのは光。当时は电気事情もよくなく、いかにきれいに光を落とすか苦心されたことがよくわかる。採光も元に戻すため、遮光フィルムをはがして屋根里ハイサイドライトに电动カーテンを设置。创建当时の自然光を取り入れる姿に戻した―
藤井恵介教授 「安田讲堂が完成してからは、大学の本部机能を果たす施设としての役割が大きかったようです」
―歴史の中で安田讲堂はどういうものだったか。东大の歴史の中でどういう経纬を経てきたのかを考えたい。安田财阀の寄付により讲堂と天皇のお休み処である便殿が作られた。大讲堂は天皇がいらっしゃることが大前提の建物であり、天皇は毎年卒业式に限って行幸するという惯例があった。
安田讲堂ができる以前、东京大学は神田锦町、虎ノ门、本郷にばらばらに学部があり、それぞれで卒业式を行っていたが、完成后は大学の本部校舎としての颜となり、1928年以降は安田讲堂で全体の卒业式を开催。安田讲堂の役割は大きかった―
吉见俊哉教授 「安田讲堂は塔から蔵へ―文化的资源构想として、将来は讲堂の地下に知识の蔵を作りたい」
―安田讲堂には改修前までは讲堂の上に、贵重な资料を収蔵する东京大学史史料室があった。东大百年史を编纂し、収集した资料や成果を引き継いで昨年度、东京大学文书馆が设置された。文书馆の未来构想は、东京大学が持っている贵重な资料を、安田讲堂にある中央食堂のような壁面に并べられるようなスペースを作りたい―
安田讲堂の意义と活用
藤井恵介教授 「都市型の大学は町の中にキャンパスが融合している。东京大学も谷中?上野地区との融合を」
―安田讲堂ができてからは、本郷通りに向けたキャンパスの中心轴、骨格ができたが、一方で安田讲堂の里侧の地区との融合ができていない。他大学の例を见ると、オックスフォード、早稲田大学、骏河台一帯の日大などヨーロッパ型、都市型の大学は町の中にキャンパスがうまく融合、溶け込んでいる―
千叶学教授 「大学はさらに地域社会とつながっていく必要があると思います」
―安田讲堂は本郷台地の正面性が强く、谷中根津地区は里侧っぽくなっている。将来的には病院侧も新しい大学の中心として考えたい。たとえば2つの东大施设の轴线が交わる第二食堂の施设は唯一局面が使われている建物。第二食堂がいい形で改修され、谷中根津地域と融合し、学生たちが集まる施设にできればいい―
吉见俊哉教授 「南原総长时代の文教地区构想と未来のキャンパス作りに光を」
―戦后南原総长は、上野公园、不忍池、小石川、汤岛一帯にオックスフォードのような文教地区を作ろうと、丹下健叁さんや岸田日出刀さんと一绪に提案。上野は芸术地区、本郷は大学研究地区、汤岛は国际交流地区、小石川はリクリエーション地区といった构想だった。キャンパス作りの理想は、学生たちが知识の蔵で养分を吸い、上に出てきて开く花のようなもの。根本には知识の蔵が大学にあるといい―
阵内秀信教授 「以前、东京大学はもっと本郷の町とつながっていた。将来は上野谷中地区も含め、大学が町とつながるのが理想」
―安田讲堂は、东京大学のシンボルと言われながら、长く使われていなかった时代がある。ある时期より歴史的に重要な施设を残し、また新しいものを生み出し、キャンパスを作っていこうという気运が高まった。大学纷争以降しばらく使われていなかった讲堂は25年前に改修され、不死鸟のように见事によみがえった。今回の改修ではさらに復元的にかつ耐震补强をして万全の构えを整えた。将来的に积极的に开かれた安田讲堂が、社会に向ける発信の可能性を探っていきたい―
モデレータ
阵内秀信 じんない ひでのぶ
法政大学デザイン工学部教授
パネリスト
藤井恵介 ふじい けいすけ
东京大学大学院工学系研究科教授?工学博士
吉见俊哉 よしみ しゅんや
东京大学大学院情报学环教授
千叶学 ちば まなぶ
东京大学大学院工学系研究科教授?建筑家

周年学年会
卒业后20周年、30周年、35周年、40周年、45周年の5つの同窓会を开催。五神総长は5つの周年学年会すべてに参加。「私の构想しているビジョンの一つである『知の协创の世界拠点』构筑には、产学官民からの参画を得て进めることが肝要であり、その中でも様々な世代の卒业生が主要なパートナーであると考えている。今后とも大学の取り组みに协力、ご支援ください」と挨拶。卒业后初めて集まる若手の20周年学年会では「私の任期中に140周年を迎えます。大学の活动を理解していただき、ともに社会に向けて発信していきましょう」と呼びかけた。

20周年学年会

30周年学年会

35周年学年会

40周年学年会

45周年学年会
银杏并木フェスタ
ふだんは学生たちが行き交う静かな银杏并木が、模拟店で賑わいました。东大蔵元会による利き酒会、近隣商店街からの出店、卒业生や在学生サークルによる屋外パフォーマンスで、メインストリートはお祭り気分満载。

东大蔵元会による利き酒会

模拟店は生协なども参加出店

軽快なメロディが人気の在学生サークル

活动を続ける卒业生グループ

子どもにも人気の大道芸
リユニオン主催イベント
东京大学校友会に登録している卒业生団体が企画、参加。卒业生のネットワーク、协力ならではの多彩な催しです。

Global Business Leaders Summit/外資系銀杏会

东大のびのび広场

东大落语会寄席/东大落语会

讲演会/さつき会

安田讲堂音楽祭

オペラコンサート/スタンフォード?シリコンバレー赤门会

サッカーフェスティバル/东大尝叠会
学部等
各部局、研究科でも、子どもから大人まで楽しめる多彩なイベントを开催。

驹场キャンパスでの选抜学生コンサート

文学部

理学部
その他
特别フォーラムの冒頭、サプライズ登場した梶田隆章先生。張富士夫校友会会長よりお祝いの品を贈呈。


