令和7年度「东京大学稷门赏」授赏式を挙行
令和7年度「东京大学稷门赏」の受赏者が决定し、10月14日(火)に伊藤国际学术研究センター伊藤谢恩ホールにおいて授赏式を挙行しました。
本表彰は、私财の寄附、ボランティア活动及び援助等により、本学の活动の発展に大きく贡献した个人、法人又は団体(现に在籍する本学の教职员及び学生は原则として対象外)に対し授与するもので、平成14年度より毎年度行っています。
授赏式では、选考経过の报告、各受赏代表者への表彰状の赠呈があり、その后、総长の挨拶、受赏者からの挨拶がありました。また、授赏式に引き続き、レセプションが行われ、和やかな雰囲気の中、受赏者及び受赏関係者と本学関係者とが恳谈しました。
なお、受赏者及び授赏理由は以下のとおりです。
◎ 受赏者
1.末永直行 様?末永博子 様
授赏理由:末永直行氏は、会社経営の傍ら福冈の文化?教育?経済各界で幅広く活动した音楽评论家で、特に日仏交流に力を注いだ。その过程で所有した出色の名器、プレイエル社(フランス)1952年製モデル础尝コンサートグランドピアノを寄赠いただいた。この歴史的?文化的に大変贵重なピアノは、末永博子氏がピアニストとして爱用されたものであり、夫妻の芸术への深い思いが込められている。ピアノの修復及び演奏会开催の费用も併せてご寄附いただき、大规模な修復を経て2024年3月に先端科学技术研究センター贰狈贰翱厂ホールで记念コンサートが开催された。この歴史的なピアノを基点に、芸术が繋ぐ异分野间の研究者や社会のステークホルダーとの「响创」がキャンパスにおいて日常的に展开されることが期待される。芸术文化への深いご理解に基づくご寄赠が、本学における芸术环境创造の进展に大きく寄与された点が评価され、採択することとなった。
2.東京大学法科大学院同窓会 様
授赏理由:东京大学法科大学院同窓会は、[1]法科大学院関係者の人的ネットワークの构筑に寄与するとともに、[2]法科大学院学生に対する「法学未修者指导」を运営して法学未修者に対する法律文书作成指导や学修上の助言を行い、その教育の一翼を担い、また、学生?修了生等の进路选択について贵重な情报提供を行うなど、継続的に学生に対するサポート事业を行っている。さらに、[3]最近では法科大学院20周年记念の寄附事业において、多额のご寄附をいただくなど、法科大学院の教育に対する経済的な支援を継続的にいただいている。これらの多面的な贡献は、法科大学院の教育に対して极めて重要な価値を有するとともに、同窓会组织が学生の教育支援を担い、财政的な支援の中核として机能している点は、今后の大学における支援のあり方を示す好例としても评価され、採択することとなった。
3.オマーン?スルタン国政府 様
授赏理由:本学初の、永続的なご支援を前提とした永久寄付讲座として、2011年にスルタン?カブース?グローバル中东研究寄付讲座を教养学部?大学院総合文化研究科に创设して以来、教育?研究?社会贡献の分野に多大なご支援を顶いている。寄付讲座を中核として设立された中东地域研究センター(鲍罢颁惭贰厂)は、本学における中东研究の拠点として発展し、オマーン?スルタン国を始めとする中东诸国との交流拠点として机能している。ニューズレターを含む多数の刊行物が出版されているほか、本学所属の若手研究者を含む国内外の研究者が登坛する公开セミナーが定期的に开催されるなど、本学における教育、研究、国际交流の発展に多大な贡献があったことが评価され、採択することとなった。
4.みずほ証券株式会社 様
授赏理由:みずほ証券寄付讲座「资本市场と公共政策」は2007年4月に设置され、资本市场およびファイナンスに関する讲义を开讲するとともに、公共政策の観点から资本市场の在り方や适切な规制?监督の在り方について研究を行っている。特に、业界の実态を踏まえた适切な规制を考えるうえで、中立的な立场に立つ大学が、民间公司と规制官庁との対话の场を提供し、そこに学术的知见を提供することの重要性は高く、同寄付讲座はその中心的役割を担っている。その研究成果はシンポジウムやセミナーを通じて积极的に社会に発信され、公开の场での幅広い议论を促进することに寄与している。このように、同寄付讲座は、公共政策大学院における教育研究基盘の形成と人材育成に対し、长年にわたり多大な贡献を果たしているのみならず、社会的课题の解决に资する学术研究とその社会発信を行っている点が高く评価され、採択することとなった。
【记念撮影】





