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タイの大洪水から学び、次に备える タイの水循环情报统合システムのサービスを开始

掲载日:2014年11月25日

タイでは水文気象データの统合的管理と防灾に効果的な予测技术が不十分であり、水関连灾害の危険度に関する緻密な情报発信が不足しています。

タイのカセサート大学の気候変動データセンターに設置された水循環情報統合システム

c 2014 東京大学タイのカセサート大学の気候変動データセンターに設置された水循環情報統合システム

今回、東京大学生产技术研究所の沖大幹教授を代表とするIMPAC-Tプロジェクトの研究チームは、タイのバンコクなどを中心に流れる河川、チャオプラヤ川における流量?水位を予測するシミュレーションモデルを新規に開発し、その予測の基盤となる観測データのリアルタイム収集処理機能とシミュレーション結果を視覚化する機能を実装した「水循環情報統合システム」を構築し、2014年1月に公開しました。これにより、チャオプラヤ川上流域での雨量増加等の異常事象が発生した場合にはほぼリアルタイムに洪水被害地域の予測等が可能になり、2011年のタイ大洪水で不足していたリアルタイムでの緻密な情報発信ができるようになりました。将来の洪水対策として、現在の降雨状況および想定される降雨状況の想定を用いれば洪水がどう推移しそうかを算定することができ、さらに貯水池の水量を操作することによって浸水面積や浸水深などの被害をどの程度軽減できるかを推定できるようになりました。

加えて2014年3月には本プロジェクトの主要な研究成果を国際誌Hydrological Research Lettersから特集号として発刊しました。これは本プロジェクトで得られた主要な知見を取りまとめたものであり、将来の日本のみならずタイにおける本分野の一層の研究開発の発展に資することが期待されます。 なお、本研究は(独)科学技術振興機構(JST)と(独)国際協力機構(JICA)が連携して実施する地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)の一環として行われました。

论文情报

Taikan Oki, Masashi Kiguchi, Shinichiro Nakamura and Nontawat Junjareon,
“Special Collection 2: Integrated Study on Hydro-Meteorological Prediction and Adaptation to Climate Change in Thailand (IMPAC-T)”,
Hydrological Research Letters March, 2014.

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