沉み込んだプレートの穴と长白山火山の起源のなぞ 狈贰颁贰厂厂础谤谤补测计画:中国大陆からみる地球内部の活动

沉み込んだ太平洋プレート(スラブ)と长白山下のマントル内の上昇流の様子を描いた想像図。スラブ(青)とその西侧にあるマントルの低速度领域(赤)。これは滞留しているスラブが途切れ、温かいあるいは软らかい物质があることを意味している。
Reprinted by permission from Macmillan Publishers Ltd: Nature Geoscience 7, May 2014, copyright 2014.
2009年9月から2011年8月にかけて、日本、中国と米国は共同で、中国东北部に大规模な地震観测网(狈贰颁贰厂厂础谤谤补测)を展开し、広帯域地震计120点で2年间の観测を行った。この観测网により地球深部の叁次元构造を格段に详しく见ることができるようになった。
この観测网を用いて、东京大学地震研究所海半球観测センターの川胜均教授らの研究チームは、中国北东部の地下、マントル迁移层において、滞留している沉み込んだ太平洋プレート(スタグナントスラブ)に大きな穴があいていることを発见した。中国と北朝鲜の国境付近にある巨大な火山『长白山(白头山)』は、本来火山が形成されるプレートの沉み込み帯から离れすぎた所に位置しており、なぜそこに火山があるのか今までわかっていなかった。地下に滞留しているスラブと関连しているのではないかと考えられており、今回そのスラブが、长白山の下で途切れていることが発见された。この発见によって、长白山の形成を解明するあらたな展望が开けた。
论文情报
Youcai Tang, Masayuki Obayashi, Fenglin Niu, Stephen P. Grand, Yongshun John Chen, Hitoshi Kawakatsu, Satoru Tanaka, Jieyuan Ning & James F. Ni,
“Changbaishan volcanism in northeast China linked to subduction-induced mantle upwelling”,
Nature Geoscience Online Edition: 2014/5/18, doi: 10.1038/ngeo2166.

