
书籍名
角川ソフィア文库 蔦屋重叁郎の时代 狂歌?戯作?浮世絵の12人
判型など
288ページ、文库判
言语
日本语
発行年月日
2024年11月25日
ISBN コード
9784044008062
出版社
KADOKAWA
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
蔦屋重三郎 (略して蔦重という) は18世紀後半の江戸で出版業を営んでいた人物です。黄表紙や洒落本といった戯作、吉原細見、往来物、浮世絵など、手がけたジャンルは多岐にわたります。出版した黄表紙が大流行したこともあれば、寛政の改革時の出版統制で処罰されたこともあるなど、山あり谷ありの人生を送り、1797年に数え年48歳で没しました。
本書は、蔦重のほか、蔦重と関わりの深い人物の活動に焦点をあてて、それぞれの活動を解説したものです。主要な出来事や作品については詳しく紹介し、通読すれば当時の江戸の娯楽文化のありようが具体的にわかるようにしました。取り上げた人物は、大田南畝 (四方赤良)、朱楽菅江、石川雅望 (宿屋飯盛)、恋川春町、朋誠堂喜三二、山東京伝 (北尾政演)、曲亭馬琴、十返舎一九、北尾重政、葛飾北斎 (勝川春朗)、喜多川歌麿です。
かれらは蔦重と関わるだけでなく、それぞれが横のつながりも持っていました。その一端を紹介してみましょう。たとえば恋川春町は武士としての務めのかたわら、黄表紙を執筆し、大田南畝らとともに狂歌の遊びに加わっていました。南畝と朱楽菅江が編集した狂歌集『万載狂歌集』(須原屋伊八版) には春町の狂歌が収録されていますが、春町はこの『万載狂歌集』ができるまでのいきさつを黄表紙『万載集著微来歴』(蔦重版) におもしろおかしく書いています。春町はまた、朋誠堂喜三二とも親しく交流し、喜三二の黄表紙の挿絵をしばしば担当したほか、自作の黄表紙『吉原大通会』(岩戸屋源八版) に喜三二をモデルとする人物を登場させています。
北尾重政と山東京伝 (北尾政演) は師弟関係にありますので、こちらは縦のつながりと言うべきかもしれません。山東京伝は浮世絵と戯作の両方で活躍しましたが、1791年に蔦重が出版した京伝の洒落本は幕府に咎められて絶版となり、京伝も手鎖の刑に処せられました。その前年に、京伝のもとを訪れて入門を乞うたのが曲亭馬琴です。京伝は弟子入りを断ったものの、馬琴を友人として遇しました。馬琴は一時期、京伝の家に居候して仕事を手伝ったり、京伝の紹介で蔦重の店に奉公したりしました。
蔦重とかれらの事绩をたどると、个々の作品の背景にどのような人间関係があったかがわかるだけでなく、もともとは趣味の活动であった狂歌や戯作の执笔が次第に商业出版に组み込まれていったことも见えてきます。蔦重は売れ行きの见込める作品を企画したり、作者に原稿料を前渡しして执笔を依頼したりしていました。戯作を书くことが职业として成り立つのは19世纪に入ってからのことですが、蔦重の时代に既にその萌芽があるといってよいでしょう。
洒落に満ちた江戸の戯作や、美しい絵本や浮世絵がどのように作られ、出版されていたか、本书を通じて理解を深めていただければと思います。
(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 佐藤 至子 / 2025)
本の目次
凡例
版元
蔦屋重叁郎
狂歌人
大田南亩(四方赤良)
朱楽菅江
石川雅望(宿屋饭盛)
戯作者
恋川春町
朋诚堂喜叁二
山东京伝(北尾政演)
曲亭马琴
十返舎一九
浮世絵师
北尾重政
葛饰北斎(胜川春朗)
喜多川歌麿
おわりに――戯作の时代/东洲斎写楽
注
関连情报
佐藤至子教授インタビュー 蔦屋重叁郎とその時代 戯作を「読み解く」面白さ (『東大新聞』オンライン 2025年6月28日)
书籍绍介:
読书惭础笔「蔦屋重叁郎と江戸文化」公开中! (碍础顿翱碍础奥础文芸奥贰叠マガジン『カドブン』)
讲演:
讲演会「北斎と江戸文学―蔦屋重叁郎の出版物を中心に」开催のお知らせ (すみだ北斎美术馆 2025年4月12日)
展示:
附属図书馆特別展示「華ひらく書物文化:俳諧?戯作の世界」 (東京大学付属図書館 2024年10月1日~11月27日)

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