
书籍名
讲谈社学术文库 贿赂と民主政 古代ギリシアの美徳と犯罪
判型など
168ページ、础6判
言语
日本语
発行年月日
2024年7月11日
ISBN コード
9784065364055
出版社
讲谈社
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
参政権の平等と民众の政治参加という理想を追い求めた古代ギリシアの人々であるが、彼らも政治の暗黒面を避けて通ることはできなかった。それが贿赂である。では贿赂とは、いつから、なぜ、「犯罪」とされるようになったのだろうか。纪元前5世纪なかばに直接民主政の骨格を完成した都市国家アテナイを、国力の絶顶期に导いたペリクレスは、「贿赂になびかない政治家」として知られる。友人からの供応を嫌い、宴会の招きに応じることもなかったという。それが赠収贿の温床になることを知っていたのである。
しかし、贿赂と赠与はどう违うのか。古代ギリシアはもともと、赠与交换が重视される社会だった。赠与の机能は多様であり、现代ならば、それは谢礼、赁金、报偿、あるいは贿赂となるが、それは総じて「赠り物」と呼ばれたのである。そのなかで、私的な利益を诱导する贿赂への态度は、民主政の始まりによって一変したわけではなかった。贿赂を断罪する姿势があらわれるのは、ギリシア人がペルシア戦争という未曽有の困难に直面し、贿赂が公共性にとって破壊的な结果をもたらすことに気づいたときだった。
本书はホメロスの时代から古代ギリシア人が、伝统的に赠与と赠与交换についてどのような価値観をもっていたのか、という问题から出発し、彼らが贿赂に対して「良くて悪い」「悪いが良い」というアンビヴァレントな価値観をもっていたことを、叙事诗などのテクストを分析することを通して明らかにする。その彼らが、そのような曖昧な态度から一歩を踏み出して、ある特定のカテゴリーの贿赂に対して明确に厳しい态度を示すようになったのは、前5世纪前半のアケメネス朝ペルシアとの戦いの経験を通してであった。そこから出発して、アテナイにおいて次第に贿赂に対する法的な対抗制度が展开してゆく过程を明らかにする。
ペルシア戦争后、ペルシアに限らず敌国から収贿して军势を引き上げる行為に対して、アテナイ市民は强い警戒心を抱く。ついで、デロス同盟诸国から巨额の同盟贡租金がアテナイに集まるようになると、その公金の管理をめぐって新たな贿赂概念が発生する。最终的にアテナイで赠収贿に対する厳しい法制度が整备されるようになるのは、おそらく前5世纪末から前4世纪前半のことと思われる。
本书の构成は以下の通り。
1 賄賂と贈与
2 贈り物は神々をも説得する
3 ペルシア戦争という転機
4 さまざまな賄賂
5 罪と法
6 贿赂と民主政
あとがき
なお本書は、『賄賂とアテナイ民主政――美徳から犯罪へ』山川出版社、2008年刊を、讲谈社学术文库として改題?改版したものである。
(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 橋場 弦 / 2025)
本の目次
2 赠り物は神々をも説得する
3 ペルシア戦争という転机
4 さまざまな贿赂
5 罪と法
6 贿赂と民主政
あとがき
学术文库版あとがき
関连情报
小林芳雄 評「贈収賄はなぜ悪いのかを考える」 (WEB第三文明 2025年2月19日)
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