
书籍名
日本近世史を見通す 5 身分社会の生き方
判型など
216ページ、础5判
言语
日本语
発行年月日
2023年10月18日
ISBN コード
9784642068888
出版社
吉川弘文馆
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
本书は、日本近世史の研究成果を集成して、一般読者に向けて総合的な时代像を示し、近世という时代を见通そうと企画されたシリーズの1册である。その第5巻に当たる本书では、江戸时代の人びとの生き方に迫ろうとした。
江戸時代の社会は、武士は代々武士、百姓は代々百姓であり、武士は支配者として権力を握って政治を行い、百姓の多くは農民として年貢を納め、町人は商人?職人として代々の家業に精を出す、そのような身分制の社会であったと考えられてきた。それは必ずしも間違っていない。しかし、そのような身分制度はどのようにして定まったのだろうか。百姓や町人は武士には成れなかったのか、あるいは逆に、武士になど成りたくなかったのか。百姓や町人も、生業や居所を自由に選べなかったのだろうか。僧侶や宗教者、遊女や芸能者、あるいはかわた (えた) や非人など差別されたとされる人びともいたはずだ。そうした人びとはどのように生み出されたのか。考え始めると次々に疑問が浮かび上がる。研究上でも、制度というだけでは理解できない、社会の実態?慣習、人びとの生き方?生業があったことがわかってきた。
一方で、「现代社会の生き方」を考えてみよう。たとえば私は、地方で高校まですごして东京の大学に进学し、条件と运に恵まれ、あるいは偶然に左右されて别の地方に职を得たが、やがて职场を移って、今は东京に勤めている。私の両亲のように、东京に进学せず地元に残って就职する道もあったはずだが、そうした道は选ばなかった。私个人の例を所属と职业について述べただけだが、こうした无数の生き方の集积が社会を构成している。「人生いろいろ」ではあるが、それで済ませられない社会课题や矛盾などもある。职业や「身分」を选択しているようにみえるが、まったく自由に选べるわけでもない。运や偶然はもちろんだが、条件や环境に大きく左右される。
翻って江戸时代ではどうか。このような选択の自由はなかったのだろうか。あるいは、それを可能とする条件がなかったのだろうか。封建社会だから、统制が厳しかったから、共同体的な社会だから、生产力が低かったから、市场経済が発达していなかったから。逆に、思ったよりも自由で选択の余地があったのではないか。こうして様々な観点から追究が深まってきた。「人生いろいろ」で済ませるのではなく、当时の社会の制度や惯习、意识や环境など、様々な要素を考虑して当时の人びとの生き方に肉迫した时、それは、现代社会と私たちの生き方を追究することにもつながるのではないか。本书がそのためのガイドになるとすれば嬉しい。
(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 牧原 成征 / 2025)
本の目次
第1章 武士?奉公人?浪人…牧原成征
1 江戸における诸大名家の共存
2 江戸詰の家臣団
3 大名屋敷と町人?百姓
4 藩邸社会と町人社会
第2章 百姓と商人の間…多和田雅保
1 香具师集団の构造
2 香具师の家业
3 定期市と香具师仲间
4 荒物と小间物
第3章 房総の山稼ぎと江戸…後藤雅知
1 真木生产と运上请负
2 炭焼きと林守
3 真木生产と炭焼きとの相克
4 林产物の输送
コラム滨 廻船&丑别濒濒颈辫;中安恵一
第4章 かわたと非人…三田智子
1 和泉国におけるかわたと非人
2 和泉国泉郡信太地域の概要
3 南王子村の村落构造―かわた村
4 南王子村と非人
コラム滨滨 行き倒れ遍路からみた近世&丑别濒濒颈辫;町田 哲
第5章 高利貸しか融通か…東野将伸
1 近世における金銭贷付
2 近世の金融と共同体
3 近世の金融と身分制?领主制
第6章 大坂?堀江新地の茶屋と茶立女…吉元加奈美
1 近世大坂の游所―新町と茶屋
2 御池通五丁目?六丁目の「茶屋町」と茶屋?茶立女
3 茶立奉公の日常
第7章 芸能者…塩川隆文
1 江戸时代の芸能享受の実例
2 芸能者の総合的な把握
3 金沢の芸能者
関连情报
编者解説:
現代人が近世史を学ぶということ 多和田雅保 (吉川弘文馆『本郷』Web編集部 | note 2024年5月16日)
书评:
原直史 評 (第24回『近世史の会』 2024年2月18日)

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